みなさん、ニィハオ。栃野ザネリです。
早いもので第1回目の掲載より一ヶ月。。。
勢いで書いてみたものの、早くもネタ切れ気味のザネリであります。
あぁ、大丈夫なのか…、この企画…。
まぁ、いい。気を取り直して今回も書いてみるか。
(って、なんでこんなに文豪並みに態度がデカイんだ…。)
第2回目のテーマはコレ!
『マイ・ベスト・フレンド ~美人OL 編~』
私には同い年の悪友がいる。
彼女とはかれこれ小学校入学以来の付き合いだ。
彼女の名前は井野原ルミ。
20年以上つきあっているので半分家族っぽい。。。
ルミちゃんは色白で、クルクルとしたドンングリ眼(まなこ)。同性の私から見ても、黙っていればかなりかわいらしい。 あえて言うならば、さとう玉緒ちゃんに似ているような気がする。しかし、どうも本人はそれでもまだ不満らしい。。。 童顔なのも手伝って、パッと見は25~26歳。薄暗い所で見れば、光線の具合によってギリギリ24歳まではイケるかもしれない。
村出身の割りに小ジャレたファッションに身を包み、博多の街を闊歩する自称『美人OL』だ。
そう。今回のタイトルに『美人OL編』という副題をつけろとを要求したのは彼女本人・・・。
愛らしい見た目とは裏腹に、かなりの毒を吐く等身大の29歳OL。それがルミちゃんだ。
思い起こせば彼女との『お笑いハプニング』には枚挙に暇がない。。。
≪ハプニングその1 ~小学校2年生編≫
「ルミ&ザネリ、半裸で津江川激流に挑む!筑後川上流、野生児の村!」
(解説)タイトル通りにご想像ください。
≪ハプニングその2 ~中学生編≫
「ルミ&ザネリ、渡り廊下で昼寝!『涼しいから。』と言って教師の注意無視!」
(解説)血走った寝ぼけまなこ、しかも体操服姿で叱られる2名をご想像ください。
≪ハプニングその3 ~高校生編≫
「ルミ&ザネリ、無気力に帰宅部希望。買い食いのコロッケ片手に、川原で飼われていたヤギに向かって『宿題終わんねぇんだよ…。』とグチをこぼす。。。」
(解説)秋の夕暮れ時、体育会座りの二人。少ししんみりとご想像ください。
≪ハプニングその4 ~昨年度編≫
「ルミ&ザネリ、ぶらり長崎探訪。夜景の美しい稲佐山に登る!しかし、なぜか血迷ってクリスマス・イヴに敢行…。案の定、恋人達に囲まれて疑惑の眼差し。よせばいいのに"下見、下見。"という言葉を連発し無駄な抵抗。下山時の車中は心も車もガス欠寸前・・・。」
(解説)『アンタ、同姓のアタシから言うのも何だけど…、結構イカしてるよ。』と互いをいたわり合う二人をご想像ください。
と、まぁ、このようにその時々の私のライフステージには必ずルミちゃんがいる。。。
そして、大人(?)になった最近も相も変わらず二人で小旅行なぞしている。
そして、先日もまた行ってきた。行き先は四国。
『仕事に疲れたので、四万十川で癒されたい。』という取って付けたような理由を携えて、ぜよ。。。
四国は二人とも初めての地だった。
が、風光明媚とはこのことで、高知も高松も松山もぜ~んぶ美しい街だった。
四万十川はさやさやと流れ、緑色の絵の具をほんのり溶かしたような透明さ。
桂浜は打ち寄せる波が白い縮緬(ちりめん)のようだ。海の藍はどこまでも澄んでいる。
「こんぴらさん」は重厚な木のたたずまい。ザネリ感嘆、『こんなとこまで誰が運んだんだよぉ。』。
道後温泉は、入り組んだ木造家屋で無駄な空間は一切ない。隅々まで掃除が行き届き、脇に立つヤナギの枝を通り抜けた風は葉っぱの薄緑色に染められて吹いてくるよう。。。
癒された。。。
けっこう、癒された。。。
道中、これらの美しい景色に降り立ちながら、二人でいろんなことを話した。
仕事のこと。
結婚のこと。
親のこと。
将来のこと。。。
私たちの距離は幼い頃から何も変わっていない。
変っているようで、変わっていない。
変わっていったのは、それぞれを取り巻く人や環境なのかな。
もちろん、二人ともその変化に影響を受けていないかというとそれは嘘だろう。
でも、確かに私たち二人の関係は何も変わっていない。
互いに仕事に行き詰ったとき。
自分が年を重ねると同時に年を取っていく親のこと。
私の母が病に倒れたとき。
ルミちゃんのお母さんが亡くなったとき。。。
それぞれ年を追うごとに、背負っていくものや支えていくべき人が増えていく。
そして、自分を支えてくれる人の数も比例して増えていくのだろう。
私を支えてくれている人もたくさんいる。
その中で人一倍大きな柱がルミちゃんかもしれない。
友達でありながら、姉妹のような、親のような、先輩のような。。。
いつもバカ話ばっかりだけど、彼女に励まされ、元気をもらい、どん底の私に光の糸を注いでくれる。
ルミちゃんの中の私もそういう存在であったらいいな。
さてさて。
場面は四国路。
道後温泉から上がった二人は、すっかりタコおやじのように上機嫌。
調子に乗って温泉館のお姉さんに恐れ多くもスッピンでツーショット写真を撮ってもらった。
ウハウハ気分の私は締まりのない顔でルミちゃんにこう言った。
ザネリ『いいとこだよねぇ。アタシ、ここにまた絶対来る!!やっぱ、今回の旅も本番に備えた下見って感じやね!』
ル ミ『ん~…。』
ザネリ『「ん…。」ってアンタ。やだねぇ、ノリの悪い女ってさ。チッ!あ~もう、車から降りてもらうよ、ほんと。』
ル ミ『っていうか…。アタシ達いつも『恋人と来るときの下見』って言ってるけどさぁ…。その本番…、いつ来んの?』
オォ~・マイ・ゴッド!!!!!!
何たることっ!!!
そうだ!ルミちゃん、アンタの言うこと当たってるよ…。
『下見』と言いながら思い出す旅の登場人物はいつもアンタだよ…。
あぁ、ポストモダン。これが『本番』なのか!?
こうやって続いていくのだろう。
ルミちゃんとの人生珍道中。。。
ルミちゃん、二人で讃岐うどんすすってる場合じゃないぜよ。。。
追伸.
今回は、伊野原ルミ先生みずから追加執筆いただき、誠に恐縮ながら栃野ザネリと共著となっております。 ルミ先生、暴走。。。