~中津江村の旬の情報をお届けするニュースサイト~

森川緑ニュース

2002年07月20日

第1回 《カツ丼》 by kakuzo 【日暮描蔵の厄落としの書き下ろし】

 当て字で考えた名刺の裏のキャッチコピー、「しんせんりょく森川緑」が一人歩きをはじめている。観光パンフのサブタイトルからはじまり、役場の新しい課の名前になったかと思えば、新たに開設されたこのホームページの名を仰せつかり、ついにウェブページには村の案内役、『森川みどり』も誕生し、アレよ、アレよ、という間にあらぬ方向へ・・・

 天真爛漫、天衣無縫、純真無垢とあらゆる四字熟語が似合う女『森川みどり』は、初のコラムに四苦八苦しながら挑戦する〔味覚のない不惑男〕とは違い、ススーっと先へ進んでいる。いやー大きく育ったもんだ(笑)

 九州もやっと梅雨明けし、シトシト、ジメジメ、ムシムシからも開放された思ったら、アヂヂ、アヂヂの日々が待っていた。ただでさえ普段、余り飯を食わない私だが、この暑さで否応なしに食欲が下がってしまう。“なにか食べたい物ないの!”と・・強く気遣う・ ・ ・優しい声にも、“うーむ”と唸るだけで、すすむのはグラスに注がれるビールのみ。(その夏、最初のナスの天ぷらが実に美味しいんですよ)なーんて言える人がうらやましい限り。

 好き嫌いがほとんどなく、何でも食べる割には、「これはウマイとか、これはいまいちだな」と思うことが余りなく、作り手の楽しみも半減してるだろうと反省しきりである。そのくせ自分で作るとなると色々と口やかましい。野菜の切り方から隠し味の調味料まで。味は良く分からないくせに、丼物のだしを昆布から煮出したりして。無味覚不惑男の面目躍如(?)かな。

 市町村合併の論議が華やかになってきているが、それぞれムラの特徴をもっている。味覚に乏しいあなたも、もう一度ムラの味、ムラの匂い、ムラの風を味わってみよう。おいしい故郷の香りがきっと見つかるはずだ。

 「うーむ、うーむ」と唸りつつ鉛筆握り、片手のグラスを傾け、あー、サクサクの衣に包まれた黄金色のカツに甘辛いダシのかかったカツ丼が食いたい、などと訳のわからない内輪話に終始してしまった。いつまで続くのだろう、このコラム・・・

Powered by Movable Type 3.11-ja